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2006年9月26日 (火曜日)

『日立病(日立シンドローム)』ですか・・・



東芝の職場を明るくする会:
トピックス:“成果主義”を追って -止まらぬ“日立病”

 2006年4月、同社のある事業部で開かれた部長会議。 ここで報告された2005年の病気による1ヶ月以上休職者の全社状況は、きわめて深刻なものでした。 「前年と比べ大幅に悪化し、過去最悪の水準」、「とりわけ、精神障害による休職者の増加に歯止めがかからない」

前に働いてた会社の上司が、日立関連の案件で大変な事になってたり、 大学の同級生で、日立関連に就職した人の話を聞くと、それはもう酷い事になってるようですし・・・。
本当に大変そうです。>日立

しかしなぁ・・・、この記事に書かれてる事は、IT業界全体に当てはまるような・・・。

以下、気になった所をメモ。

  • その半分以上が請負・派遣労働者で、違法な多重派遣や偽装請負も少なくありません。

  •  顧客の要望にこたえようと、もともと無理な短期間の契約を結ぶため、打ち合わせ時間ははじめから考慮されず、予算もないので短い期日に間に合わせるだけの人員はいません。

  •  チームには、「線表」 (工程表とも) とよばれる日程表があります。顧客企業に納品する時期を逆算して、設計開発の仕事の段取りが期間と業務項目ごとにならんでいます。技術者はそれに縛られて業務をすすめていくことになりますが、線表通りいくことはまれで、ほとんどが遅れがちです。

  •  “寄せ集めチーム” は、技術継承の問題もはらんでいます。 メンバーの一人は指摘します。 「チームで開発した仕事の問い合わせが顧客からあっても、トラブルが発生しても、対応できない」。 納品してしまえば、チームは解散。 しかも、「もっとも詳しい技術者が派遣というケースも少なくない。その人がいなくなれば、何もわからなくなる」 と懸念します。 

  •  仕事にやりがいがもてないのは、なぜなのか。 30代前半の開発技術者は、職場の実情をこう語りました。 「いつも仕事に追われ、消化するだけ。 運が良ければ、問題が起きない状態です」

     「問題」 とは、不良品トラブルのことです。 「本来必要な工程を省き、7割くらいで目をつぶらなければ、短い開発期間に対応できない。 納得できる仕事ができていないので、仕事に誇りをもちづらい」 と打ち明けます。 「自分の仕事が世の中にどういう意味をもつか、なんて考える余裕もない」 とも。


  •  “管理職になりたくない” との思いは、人間性を破壊する片棒は担ぎたくない、自己の人間性を失いたくないとの意思表示ともいえます。

  •  成果主義賃金制度は、勤続・年功部分がなくなるため、評価は同じでも新制度に移行するだけで、中高年の多くが賃下げになります。 総合職で月5~6万円ほどの減収。

  •  大企業に勤続37年。 仕事内容は何も変わっていないのに、月34万500円だった本給は26万円に、約500万円の年収が400万円にさせられます。 家族手当を加えても月30万円にも届きません。

  • 「成果主義賃金は、中高年が大変というだけでなく、若い人の生涯賃金が壊滅的打撃を受けることになる。今後も改善をかちとっていきたい」

     およそ40歳になると、昇格・昇進できなければ賃金は上がらないしくみなので、調整給のない賃金があたりまえになってしまうからです。


  • 労働基準法解釈総覧によると、技術者が対象となる専門型裁量労働制について、こう明記しています。 プロジェクトチームの場合、「チーフの管理の下に業務遂行、時間配分を行うケース」 は、「(裁量労働制に) 該当しない」 (基発150号)。 日立のHIワークは多くが違法状態といえます。

  •  裁量労働制は、あらかじめ労使がとりきめた時間を働いたとみなすため、仕事量を増やしても会社は残業代コストを気にする必要がありません。深夜と休日労働は残業代の支払い対象ですが、週休2日制でも休日労働扱いになるのは、日曜だけです。成果主義のもとで申告する人はほとんどいないのが実情です。

  •  裁量労働制と成果主義 … これが一体で導入されたとき、労働者の状態は一気に悪化します。 “日立病” に象徴される精神障害の増大はそのあらわれです。

  •  同社グループには労働者の思いを代弁して運動する労働者有志の団体があります。  日立関連労働者懇談会 (日立懇) です。

     「国際競争が厳しくても、人間として生きるための権利は、すべてに優先されなければならない」 と訴えています。


  •  「職場の矛盾がいくら噴出しても、会社側がこれを根本的に見直すことは困難です。 それができるのは経営にモノをいえる労働組合運動です。日立懇は本来の労働運動が職場を変えていけるよう、管理職や非正規労働者とも力を合わせて、たたかいをすすめていきます」


内容的に『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』の内容と被ってる部分が多いかも。
やっぱり、成果主義に走った会社は、似たような事に陥ってしまってるんだなぁ・・・。

しかし、リストアップした内容を読んだだけで、鬱になる罠・・・。(´・ェ・`)

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