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2007年11月22日 (木曜日)

[ITpro]開発現場のメンタルヘルス~事例から考える傾向と対策~

開発現場のメンタルヘルス~事例から考える傾向と対策~
目次
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071025/285532/

Part1 うつ病の兆候を見つける

 IT系のベンチャー企業に勤める水口宏行氏(仮名)は,驚くような体験をした。取引をしていたあるベンダーの研究開発部門が,心の病の連鎖により事実上,業務がストップするという事態に見舞われたのである。

 その部門には30人くらいのメンバーがいたのだが,2~3年も多忙な時期が続いていた。あるとき,メンバーの1人が医師の診断を受け,長期休養に入った。その負担をフォローした別のメンバーもうつ病を発症する。すると「自分も…」「自分も…」と続いた。

 しまいには管理職までがうつ病に。人の補充もままならぬまま,抱えていた仕事は延期となった。

デスマーチプロジェクトで連鎖的に人が潰れていくのはよくある話で、 なぜこんな事が起こるのかは、その現場の人間なら全員分っている。
分ってないのは上司と顧客だけ。

【火消し投入】された人が二次災害的に潰される現場もあり酷い。

現場の問題の原因を調査せずに、ただ単に次々人を送り込む派遣/請負業者のやり方は悪魔的。

 うつ病の弊害を最小限に食い止めるのは,何といっても芽の段階で病を摘んでしまうことである。「1カ月以内に治療を開始すればほぼ完治する。半年から1 年放置すると数年かかる,と言われている」(ピースマインドの渡辺氏)。しかし,本人や周囲がその可能性を意識的に疑わない限り初期症状は見過ごされてしまう。
(ノД`)シクシク


Part2 現場への復帰を手助けする

この患者のケースは,3カ月間のデスマーチの後にうつ病を発症し,4カ月間の休職を経て復帰したが,休職前のレベルに戻るまでさらに1年間をかけたという。今では優秀なメンバーの1人として活躍している。

たった三ヶ月のデスマーチで罹患する場合もあるんだねぇ・・・。>うつ病
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

まぁ、すでに何かしらの疾患を抱えてる人は、三ヶ月さえ耐えられなかったりするけど・・・。
まぁ、それは、今の私ですが・・・。(つД`)

カウンセラーの視点 頑張れと言ってはいけない?

富士通 健康推進統括部 メンタルヘルスサービス部 エキスパートカウンセラー 臨床心理士
福井城次氏

 うつ病の患者に頑張れと言ってはいけない――。

 まことしやかに語られている説ですが,そういう“おどしの教育”を何年もやってきた弊害が,今出てきていると感じます。周囲が頑張れと言わなくなって,うつ病患者やそれによる自殺者が減ったかと言えばそんなことはありません。

 もちろん,うつ病を発症しているにもかかわらず,まだ治療を受けていない人に向かって「とにかく頑張れ」などというのは本人を追いつめることになり,逆効果です。しかし,自ら病気と向かい合い,治療しようという意志を持つ人が同じようにネガティブに受け止めるとは限らないのです。私自身,復職後にまたストレスを抱えてしまいそうな人には「そんなことではダメだよ」と励ますことはあるし,効果もあります。

 復職後に腫れ物に触るように接したり,開発の現場で働いていた人に閑職を与えたりすることが正しい対処とは言えません。それは半人前扱いすることになります。むしろ,本人が自ら何とかしようという意志を引き出す言葉や態度が必要でしょう。(談)

私の主治医も「(この治療方法で)しばらく頑張ってみましょう!」とか言いますからね。
ちゃんと相手が意図を理解出来る「頑張れ」なら言っても良いんじゃないですか。

ただし、「もう倒れるかも・・・」と倒れるフラグを上げてる人に
そんな事を言わずに
頑張ってくれYo!
という「頑張って」の使い方は誤用だと思います。

わたしゃ、社長から「頑張って」言われたから、心療内科で、 リタリン を処方してもらってまで頑張った事がありますが、 徹夜を連発したら、結局、身体の方が動かなくなってしまい途中で戦線離脱する事になりました。
その頑張りを理解してくれない所で頑張っても何の報いもありませんよ。
頑張れば、頑張るだけ、自分が傷つき消耗していくだけです・・・。

社会復帰のリハビリのつもりで始めた時給千円のパート仕事で、 私が潰瘍性大腸炎で大腸を全摘してて、 かなり体力的に弱ってる事を事前に説明しててさえこれですから・・・。
世の中、恐ろしいです。
何も信用できません。

無理な時は、無理と言う勇気が必要ですね。
私は、某社時代、「やってみる前に無理と言うな!」と怒鳴りつけられたのがトラウマになってたりしますが・・・。
しかし、無理な時は頑張らないようにしないと、マジで壊れます。


Part3 メンタルに強い現場を作る

 仕事が正確な現場とはどういうものか。今井氏はチェックポイントとして次の4点を挙げる。

・何をすればよいかが分かっている
・その仕事をする理由を理解している
・どうすればよいかも分かっている
・それができている

 これらができている現場であるかどうかが,メンタルヘルスの問題を起こしやすいかの一つの指標となる。

【何をすればよいかが分かっている】、【その仕事をする理由を理解している】、【どうすればよいかも分かっている】が、 身体が動かなくなって、【それができない】・・・というのが、潰瘍性大腸炎罹患後の私の負けパターン。

【何をすればよいかが分かっている】、【その仕事をする理由を理解している】、【どうすればよいかも分かっている】のに、【それができない】悔しさと言ったら・・・。

仕事を辞めた後も、何度、この悔しい思いを思い出した事か・・・。

もう、『できない人でごめんなさい』と自分を責めるしかなく、苦しいことこの上ないです。


【それができている】環境を本気で作るには、十分な体力的な余裕と、時間的な余裕が必要だと思います。
現場の人間の命を削るような頑張りで実現されている【それができている】は偽物です。

この記事には、対策が色々と書かれてますが、 トム・デマルコさんの『ピープルウエア』に書かれてるように 上流工程の管理職は、 「部下が不幸になればなるほど、部下をプレッシャーで追い込めば追い込むほど有能な管理者だと思っている。」 奴等ばかりなので、油断してはいけないですよ。

このITproの記事は、上流工程でプロジェクトを仕切ってる人にこそ読んでもらいたい内容ですが、 『本当に読んでもらいたい人には読んでもらえない』という法則があるので、 あまり期待しない方が良いですね。

これが上流工程から下流工程の全体にまで浸透する事は、果たしてあるのだろうか?
仕様の情報でさえ上流から届かない事があるというのに・・・。

しかし、【メンタルに強い現場を作る】事こそ 銀の弾丸と言えるかもしれないんだけど・・・。

医者に聞く五つの疑問
東邦大学 医学部 教授 医学博士 坪井康次氏

Q4 職場に復帰する際など「どの程度の仕事を任せてよいか分からなくて困る」との声を聞きます。仕事の負荷の目安はどう考えればよいでしょうか?

A.医者が「復職可」という診断を下す一般的な条件は「朝,起きられる」「毎朝ほぼ会社に行ける」「読み物やテレビに集中できる」「仕事以外の趣味なら楽しめる」といったものです。

 では,その状態でどの程度の仕事をこなせるかは,医者でも判断が難しい。本人の意志や仕事の種類により,働ける時間は変わってきます。自分で量をコントロールできるような仕事ならある程度任せても問題ありませんが,期日が定められていたり顧客の都合で仕事量が左右されたりするなど自分でコントロールしにくい仕事であれば,慎重に見る必要があると言えます。

 どの程度やれるかは本人にも案外分からないものです。2~3時間の勤務から始めて少しずつ量を増やして様子を見るのが現実的だと思います。

これは、とても参考になるのでメモしておこう。

で、現在の私の状態もメモしておきます。

>「朝,起きられる」

たまにしか起きれません。
通院等の予定が入っていれば、その日は気合で起きます。
連続で、ちゃんと起きるのは無理ですね。

また、睡眠導入剤を飲まないと夜は眠れません。

>「毎朝ほぼ会社に行ける」

以前は、ほぼ毎日、散歩やジョギングで外に出れてましたが、 今年は、ほとんど出来ていません。

思い出してみると通院日しか外出してない月などもあって酷い生活です。

>「読み物やテレビに集中できる」

テレビはニュースとスポーツならどうにか見れます。
本は、ここしばらく読めてません。
漫画さえ読めない状態が続いてました。

最近は、なんとなく本を読めそうな気配を感じるので、徐々に試してみたいと思ってます。

>「仕事以外の趣味なら楽しめる」

全然楽しめてません。
昔楽しかった事でも、今は、全然楽しくありません。

何のために生きてるのか分らない日々です。

パソコン通信の時代にかなり鍛え上げられたおかげで、 ネットに書き込む事は完全に習慣化されていている模様。

どういにか日記は書けるようなので、blogとmixi日記は続けたいと思います。

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