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2008年9月 3日 (水曜日)

『死の壁』読了

養老孟司さんの『バカの壁』の続編の『死の壁』を読みました。

内容的に前に読んだ甲野善紀さんと養老孟司さんの対談の『古武術の発見』とかなり重複する部分がありましたが、日本文化の中での死の意味が分かりやすく書かれてて、面白かったです。

P.146の”エリートの消滅”で、 安楽死問題での安楽死を実施しないといけなくなる医師の事などと絡めて、

普通の人たちが、エリートに何かそういう汚れ仕事をさせているという意識を持たなくなったなっただけでははありません。 エリートだったはずの側も、自分たちがそういう責任を負っているという意識が無くなった。 多くのトップ、指導者と言われる人たちに、自分が人の生死を握っているという意識がなくなっているのもそのせいです。

と書かれてあって、確かになぁ・・・と思いました。

トップや指導者が関係者の生死を握ってるという意識があれば、デスマーチみたいのは無くなるような気がします。
このような意識があれば、少なくとも、トップは、デスマーチのような事が起きて関係者が死んだり不幸になった時には、責任をちゃんと感じますよね?

この辺りにワーキングプアデスマーチの問題の原因が隠れてるような気がします。

ちなみに、今月の10日からは、「自殺予防週間」。
それにともなって、ニュースでは、過労自殺の話題が流れていますね。

それから、P.167の"(自分の死について)考えても無駄"に書かれている

考えるべきは「一人称の死」ではなく「二人称の死」「三人称の死」です。そこがつい逆になりがちのようですが、 自分の死ではなく、周囲の死をどう受け止めるか、ということのほうが考える意味があるはずです。 だから安楽死や介護、脳死といったことを論じてきたのです。

から続いてる話は、とても参考になりました。
わたしゃ、ブルガダ症候群で、突然死の確率を宣言されちゃってる身ですしね~。


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