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2009年3月17日 (火曜日)

[デスマーチ]IT業界は障害者(精神)製造工場

[IT業界の弱者]6億円を半額にしろととんでもない要求(ITpro)

規模は違うけど、これは、私も何度も通った事がある道だなぁ・・・。
コの業界の日常風景・・・。(つД`)

「機能追加分は払わない」
 親会社のシステム企画部門に所属するこのプロジェクトの担当者から,システムの概要仕様書を提示された。その仕様書に基づいて見積もることを求められ,約3億円(本誌推定)と見積もった。悲劇の種はこの時点で既にまかれていた。後から考えれば,この概要仕様書は,どうやらユーザーへのヒアリングを十分に行わずに作成されたものだった。それに基づいて見積もった金額が基準となってしまい,その後の不当な値下げが要求される事態を招くことになった。

要求定義(要件定義)が固まる前に見積もりを確定してしまうのは、デスマーチ発動フラグが立ったも同然・・・。
ついでに、現場エンジニアの死亡フラグも立ってる・・・。_| ̄|○

要求定義(要件定義)がなかなか固まらない案件では、随分と泣かされてきましたが・・・。

請負契約、(準)委任契約、派遣契約についてメモ

予定工数通りに完了する可能性が高ければ請負契約で問題ないが、顧客側でコンセンサスが取りにくい状況である場合など、 工数が正確に読めない場合、委任契約という選択肢も検討する。

現場のエンジニアの生死が係ってるので、見積もりと契約は慎重にお願いしたい。
下手な見積もりや契約をすると、コの業界では、死者が出ます・・・。

20人が心の病に20人は退職
 半額を要求されたプロジェクトは,機能が倍になっても当初の計画通りにカットオーバーしなければならかった。プロジェクト・メンバーの懸命の努力でスケジュール面の約束は守れたが,あまりの過酷さから,90人ほど参加していたメンバーのうち約20人が心の病を患い,休養を余儀なくされた。また,プロジェクトを終えた後,心身ともに疲れ果てたのか20人が退職してしまった。親会社の担当者1人の理不尽な要求が,何十人というITエンジニアの運命を狂わせた。

これだけの被害者が出る状況でもデスマーチが遂行され続けて、スケージュールが守られたという事は、 見事に『恐怖の文化』(ゆとりの法則/著者 トム・デマルコ)が浸透してる組織なんだろうなぁ・・・。

軽く『心の病』と書いてるけど、デスマーチを強行してる偉い人は、『心の病』は症状が重くなると障害者認定されちゃう大変な病気だという事わかってやってんのかね?

IT業界が障害者製造工場になっている認識はあるのかな?>IT業界の重鎮の方々

この記事に書かれてるような約20人も『心の病』の患者を同時発生させた会社なんてのには、国の監査が入って良いと思うんだけど・・・。

厚生労働省は、うつ病対策を掲げてますが、まずは、発生源を叩かないと患者数は減らないだろう・・・。

労働基準監督署は、何をしてるんだ?
こういうニュースが出たら、調べて調査に行けよ・・・。

IT業界の会社には、安全配慮義務健康配慮義務は、 適用されないのですかねぇ・・・。
(´・ω・`)ショボーン

 数年前、南カリフォルニアで大規模プロジェクトを担当していた管理者と、 プロジェクト管理の体験談を交換しあったことがあった。彼はプロジェクトが大苦戦に陥っていた時、 部下に起きた悲劇的な事件について話をはじめた。まず、2件の離婚騒ぎが持ち上がった。 直接的な原因は明らかに部下の異常な残業にあった。別の部下の子供は、マリファナで問題を起こした。 おそらく、忙しくて父親らしいことをしてやれなかったからだろう。 ついには、テストチームの責任者が神経衰弱になったらしい。
「大変な事件ばかり続きましてね」と言ってはいるが、その実、自慢話をしていることに私は気づいた。 あともう何組かの離婚や、自殺があれば、このプロジェクトは大成功だったのに、 と言いたかったのだろう。

(『ピープルウエア』の”第3章 ウィーンはきみを待っている”(P.14)の冒頭より引用)

というのが、プロジェクト管理者や経営者の感覚なので・・・。

このITproの記事の場合、相当の犠牲者が出てますが、プロジェクトは納期を守れてるし、 プロジェクトの管理担当者の高山真一さん(仮名)は無事なようですので、 逆に、このプロジェクトは、高山真一さん(仮名)の自慢話のネタとなり、社内的には成功プロジェクトという扱いに なってたりするんじゃないか?と思ったり・・・。

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コメント

分かります。この業界は正に人間のスクラップ工場です。
私もデスマの開発終了後、無事リリースに漕ぎ着けた後に一気に鬱が発病しました。先月に休職期間終了したのですが、派遣先が無いという事でリストラされました。今はリハビリしつつ転職先探しをしています。

投稿: 竜之介 | 2009年3月19日 (木曜日) 08:30

デスマーチ、お疲れ様でした。m(_ _)m

ダメージ残したまま無理に働くと病状が深刻化する危険がありますので、
とにかく、無理せずに、お身体を大切に。

これだけ無茶苦茶な人の使い方をして、
大量に人を潰して、社会問題にならない
IT業界というのは、狂ってると思います。

人を大切にしない会社は潰れるのが自然だと思うのですが、
なぜか日本だと会社は潰れず、

  潰れるのは現場の人間だけ

なんですよね・・・。

=====
『多くのソフトウェア会社が、技術者をちっとも大事に思っていない』
http://psv.moe-nifty.com/blog_1/2008/08/post_a2f5.html
(『日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由』より)
=====

のが原因なんだろうけど、技術力で勝負しようとしてる国が
技術者を大切にしないというのは、不思議過ぎる・・・。

この国は、どこへ向かおうとしているのか全然分からないです。

個人のレベルでは、このサバイバル時代を生き抜くには、
身体が一番大事です。

大変ですが、まずは、リハビリを頑張って、少しでも身体を回復させて下さい。
(デスマーチで潰れた人が、社会復帰の為に、どれだけ苦労してるかなんて、
潰す側の人間は理解してないんだろうなぁ・・・と思うと、
悲しくなってきますが・・・。)

本当に、無理は禁物です。
御自愛下さい。>竜之介さん

投稿: PSV | 2009年3月19日 (木曜日) 17:51

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